lankanlife

スリランカの首都、コロンボ在住。日本人に役立ちそうなスリランカ情報を発信します。

ウェサック・ポヤデー2017@コロンボ

ウェサックポヤとは

スリランカでは毎月1回、

ポヤデー(Full Moon Poya Day)という休日があります。

満月の日なので日付は毎年変わりますが、年12回やってきます。

この日は仏教の教えに従い、飲酒や肉食を慎み、寺院にお参りに行く日。

スリランカ人の7割は仏教徒上座部仏教南伝仏教)です。敬虔さは人それぞれですが…)

多くの会社や公共機関がお休みで、街のレストランや店ではお酒や生肉が販売されません。

多くの人が白い服を着て、家族でお参りに行く姿が見られます。

(寺院に行くときの正装は白。お葬式のときも白い服です。)

 

それぞれのポヤデーには意味と名前があるそうなのですが、

その中でも一番重要なのが、5月の「ウェサック・ポヤデー(Wesak Poya Day)」。

お釈迦様が生まれ、悟りを開き、亡くなった日が全て5月ということに由来するらしいです。

 

で、私は今年初めてこのウェサックを経験したのですが、これが予想以上の盛り上がり!

4月のシンハラ・タミル正月みたいなものだろうと思っていたら大違い!

 

準備期間中 

まず2〜3週間前から、街中に電飾が設置され始めます。

そして1週間前くらいになると、謎の骨組み、そしてテントのようなものが道沿いに。

ゲートや電飾、そして五色の仏旗があちこちに。みんな心無しかそわそわ。

f:id:smghsi:20170517131714j:plain

f:id:smghsi:20170517131546j:plain 

 

当日

迎えたポヤデー当日、昼間はいつもと変わらぬ様子。

ゴールフェイス・グリーンも、いつものように凧を揚げる家族連れと

いちゃつくカップルで混み合っています。

 f:id:smghsi:20170517131941j:plain

 

ですが暗くなってきた頃から様子が変わり、お祭りムードに。

道ばたではダンサラという、食べ物や飲み物を振る舞う屋台が。

企業のブースではアイスを配っていたり、中にはライス&カリーを振る舞うところも。

数百メートルに渡る行列ができてました。日本人と一緒でスリランカ人も行列好きなのね…。

振る舞うことが徳を積むことになるようで、どこへ行ってもどんどん勧められる。

路地裏に入ったら、おじさんが「おい、あの姉ちゃんにもあげな!」みたいな感じでジュースをもらいました。

f:id:smghsi:20170517132047j:plain

 

そしてメインはこのランタン(灯籠)たち!

高さは1mくらいから大きいもので3m以上?

何百という数の趣向を凝らしたものが並びます。回ったり、色が変わったり、音が鳴ったり。

道沿いのテントは、準備中のランタンを覆っておくためのものだったんですね〜。

このエリアでは賞品つきの人気投票があるらしく、各団体とも気合いが入っている模様。

 f:id:smghsi:20170517132312j:plain

f:id:smghsi:20170517141642p:plain

 

そしてさらにすごいのがこのライトアップ!

ここはベイラ湖という湖。ここで連日すごい数の花火が打ち上げられていました。

f:id:smghsi:20170517132818j:plain

 

謎の骨組みは電飾ビカビカのパネル設置用ということが判明。

f:id:smghsi:20170517133044j:plain

 

コロンボのウェサックはベイラ湖近くのガンガラマヤ寺院が中心になっているようです。

ここを起点にダンサーや音楽隊の列が街を練り歩きます。

f:id:smghsi:20170517142051j:plain 

 

なぜか服装がカジュアルな曲芸師軍団。

f:id:smghsi:20170517142401j:plain

 

まとめ

ウェサックはポヤデーと翌日の2日間が祝日。

今年は金曜日を挟んで土日までの計5日間がお祭り期間でした。

この日は初日ということもあり、まだ完成していないランタンもあったりと、

のんびりしたスリランカ人らしく、「本番はこれから」感が漂っていました。

後半、特に金曜日は深夜まで街がにぎわっていました。

 

そして普段から渋滞がひどいコロンボですが、ウェサック時期は輪をかけてひどい。

1週間ほど前から目に見えて渋滞が激しくなっていました。

交通整理に警察官も増員されているのですが、効果のほどは謎…。

また当日は、郊外から家族やご近所さんで遊びにきているらしく、

トラックの荷台やバンぎゅうぎゅうに乗り合わせた人たちがたくさんいました。

道路は夜中の0時を過ぎても帰路に向かう車で埋め尽くされていましたよ…。

 

ということで、スリランカ人のウェサックにかける気合いは想像以上でした。

交通整理の警察官も、心無しかいつもより張り切っているような??

 

今年は国連のウェサック会議が初めてスリランカで開かれるということで、

またお釈迦様が何かした年から何千年という(適当)記念の年だったようで、

その影響もあり例年に比べても大規模だったようです。

インドのモディ首相も訪問しており、そのための渋滞もあったみたい。

 

ところで今年はウェサックを1人で見学したのですが、周りはみんな家族や友達連れ。

悲しいのは、寺院でもらえる白い糸(ピリットヌール)を、通常は僧侶が手首に結んでくれるのですが

あまりに混んでいるからかこの日はセルフサービス。

みんながお互いに結び合う中、私は結べずさりげなく鞄の中に。。。

クリぼっちならぬウェサぼっち、皆さんにはあまりお勧めできません。。。